苦悩を解決するには2つの部門と8つの種類にカテゴリ分類してみる!

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今回は
苦悩を解決するには2つの部門と8つの種類にカテゴリ分類してみる!
というテーマでお届けします。

仏教ではお釈迦さま苦しみの根源が何かを解き明かしています。

その根源とは2つの部門8つの種類に分類され、四苦八苦と名付けられています。

2つの部門の1つ目のカテゴリは人間に必ず起こる『肉体の変化』を原因とした4つの苦しみと、2つのカテゴリは『現象の変化』を原因とした4つの苦しみに分別されます。

あなたの悩みや苦しみは必ずこの8種類の分類のどれかに当てはまります。

その根源がわかれば対処法を見つけやすくなります。それが解決のための一歩だということを説かれています。

では最初のカテゴリである、肉体の変化を原因とした4つの苦しみについて考察してみましょう。

四苦というのは生老病死のことを指しています。その一つ一つを順番に説明していきましょう。

生苦(しょうく)

生苦というのは生まれる苦しみのことです。
生まれる苦しみというのは、わかりにくいコトですので、少し詳しくお話しします。

あなたは生まれる前に、まだ母親のおなかの中に居た時のことを覚えているでしょうか?
わたし自身は覚えていませんが、ほとんどの方は忘れていて覚えていないのでは?と思います。

それは、あまりの恐怖と激痛を伴っているので、脳が記憶を消しているからです。

少し想像していただきたいのですが、胎児というのは母親の母胎で羊水に浮かび安定している状態です。言ってみれば、今のあなたが家の中で普通に生活し、くつろいでいる状態です。胎児の状態は栄養も供給されていますし、何もしなくても生きていける非常に安らかな状態ですが、破水と共に状況は一変し、頭もへしゃげ、細く狭い産道を通り抜け、この世という見たことも想像もしたこともない世界に突然、生み出されるわけです。

これはわたし達のように現実世界に生きている人間であれば、リビングでくつろいでいたのに、突然大波に呑まれて異世界に放り出されてしまったような状態です。

この世界の変化は恐怖と苦しみでしかありません。

ですが生まれると同時に、ほとんどの方がこの苦しみを忘れます

それはその苦しみと恐怖がトラウマ級のため心の奥深くに封印しているのです。
そしてこの産道を通る恐怖がトラウマとなり、あの世(異世界)に行きたくない。という潜在意識の封印となっているのです。

そして、この生まれるということは出産以外のどんなものであっても苦しみが伴っています

アイデアを生み出す時でもいろんな知識を集めてきてうまくいくかどうか、考えながら創り上げていきます。アイデアを生み出す人も苦しみを伴いますが、アイデア自体も知識を練られ、原型から変化するのでこれも苦しみと言えます。

芸術作品を生み出す時でも、生み出す側は思考を凝らして技術を使い、苦を伴います。作品の素材となるものも、切られたり、削られたり、焼かれたり、叩かれたりして苦を伴います。

つまり、どんなものであっても生まれるということは苦しみの現象なのです。

老苦(ろうく)

老苦というのは老いていく苦しみのことです。
これは想像して頂くとわかると思いますが、老いると自分の身体でありながら自由が利かなくなることです。
今まで出来ていたことができなくなることです。
走れていたのが走れなくなったり、持てたものが持てなくなったり、覚えていたものが思い出せなくなったり、見えていたものが見えなくなったり、それがひどくなってくると、話せなくなったり、食べれなくなったり、下もゆるくなったり、生きることに於いて、すべてのことに自由が利かなくなっていきます。
この苦しみが老苦なのです。

病苦(びょうく)

病苦というのは病む苦しみのことです。
というのは生きていれば必ずかかり逃れることができないものです。
体質のような先天的なものであったり、精神的なものであったり、食べ物など口に入れることで起こる食中毒であったり、ウイルスなど感染が原因であったり、事故やケガなどで起こるモノもあります。

病は痛みを伴い動けなくなります。それが苦しみであり病苦なのです。

死苦(しく)

死苦というのは死ぬ苦しみです。
人間は必ず最期を迎えます。ですが、その先は未知の世界です。
その最期を迎える日がいつになるかわからないことと、最期を迎えるとどこに行き、どうなるかわからないので潜在的に恐怖と畏れを感じています。
それが死苦なのです。

それともう一つ、生苦でお話しした、産道を通る恐怖がトラウマとなり、「あの世(異世界)に行きたくない!」という潜在意識の封印も死に対する恐怖や苦になっています。

肉体の変化は自分自身の変化

以上の4つが『肉体の変化』を原因としたカテゴリの四苦となります。

生老病死は大きなくくりで見ると、自分自身の肉体の変化です。
成長期には発展していくものですが、ピークを過ぎると衰え、滅びに向かっていきます。

若い頃のお釈迦さまは街中を散策することで生老病死と出合い、ピークを過ぎた衰えに対し、非常に恐怖を感じ、どうすれば、この生きていることそのものへの謎や、どうすれば生老病死の苦痛から逃れられるのか?疑問を感じ、誰に聞いても答えてもらえない、その未知の答えを探すためにすべてを捨てて苦行に入るという選択を取られたようです。

では次にもう一つのカテゴリである『現象の変化』を原因とした4つの苦しみについてお話ししましょう。

ちなみに四苦八苦と言いますが、これは四苦と八苦があるわけではなく、最初の四苦と残りの四苦を合わせた八苦のことを指して四苦八苦と呼ばれています。

愛別離苦(あいべつりく)

これは愛する人や大切な人と離れ離れになり別れなければならない苦しみのことです。

お釈迦さまは若い頃、王子という位でしたが、修行のためにお城も王子の位も親も奥さんも子どもも捨てて出家しています。

若き頃、悟る前のお釈迦さまは本当は家族を愛し、大切に考えていました。ですが、そのままの状態でいても自身の悩みや苦しみからは永遠に逃れられないことが目に視えて解っていたので覚悟を決めてすべてを捨てたのだろうと感じます。

この時に愛別離苦を経験し、苦しみの一つであることを発見されたのでしょう。

怨憎会苦(おんぞうえく)

これは怨みや憎しみを抱くような嫌いな人と出会い、共に過ごさなければならない苦しみのことです。

お釈迦さまは人を嫌うことは一切なかったようですが、嫉妬や妬み、嫌がらせなどに対しては不快に感じていたようです。
お城での王子という生活を裕福で快適ではあったかも知れませんが、若きお釈迦さまにとってお城の内部での権力争いや近隣の国との政治的圧力によるイザコザ王子という位に対して、受ける嫉妬心などウンザリしていたようです。
そういったイヤな思いをぶつけてくるような人と離れられず、共に過ごさなければいけないことが怨憎会苦で、苦しみの一つであることを発見されたのでしょう。

求不得苦(ぐふとくく)

これは欲しいモノを得られない苦しみです。

お釈迦さまは地位や権力、財産や豊かな暮らしなど、2500年前の当時では最高の贅沢な暮らしで満たされていました。
ですがどんなに地位や財産があっても、ご自身の苦しみを解決してくれる方法は、誰に聞いても、どんなにお金を支払ってでも得られませんでした
その時の思いがあったので欲しいものが得られないことが、苦しみの一つであることを発見されたのでしょう。

五蘊盛苦(ごうんじょうく)

これは感情や感覚、認識や思いの違い、無意識のコントロールなど、心の抑制ができない苦しみのことです。

若き日のお釈迦さまも、やがて年老いてヨボヨボになり動けなくなっていくこと、当時の難病や疫病、最後には死んでしまうことに対して、恐怖が沸き起こり、ネガティブな感情に振り回されることで悩み苦しんだようです。
この苦しみは不安や恐怖の対象を見つめることで無限に沸き起こってきます。これが苦しみの一つであることを発見されたのでしょう。

現象の変化は出会う縁の変化

以上の4つが『現象の変化』を原因としたカテゴリの四苦となります。

現象というのは、環境の変化のことでもあり、誰かと会ったり、別れたり、五感を通じて、見たり聞いたり感じたりすることのような、情報を取り入れることを指しています。

時間と共に世の中が変化し、移り変わっていくことが最大の変化なのかもしれません。

どんな悩みや苦しみも、突き詰めていくと最終的にはこの八つの苦しみのどれかに当てはまります。

お釈迦さまはこの苦しみから解放されるには、まず苦しみの正体を明らかにすることと悟り、四諦の法門を説かれています。

そして、この四諦の法門を氣に練り込んだ、悩みや苦しみからの解放される方法を仏教式レイキヒーリングとして開発しました。
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一人でも多くの方にご縁が頂けますこと感謝しています。
最後までお読みいただいてありがとうございました。