学びのエクササイズ

真理を学ぶとすべてが変わります

私たちが抱く感情の多くは、
実は“今この瞬間”に反応しているのではなく、
過去の体験からつくられた記憶や思い込みに基づいています。

たとえば、あなたの中にある“因”(内面の状態)が、
誰かとの“縁”(関わり・出来事)と出会うことで、
感じ方や捉え方という“果”が生まれ、
その結果として“報”=経験として刻まれていく。

因 × 縁 × 果 = 報

このどれかが変われば、
あなたの感情も、体験も、人生も、大きく変わっていきます。

「自分の受け止め方(因)」を整えることも、
「誰と関わるか(縁)」を見直すことも、
すべてが新しい未来の結果(果)をつくっていく大切な選択です。

学びこそが、心を育て、人生を進化させてくれる鍵。
あなたの“整え”が、幸せへの道を開いていきます。

真理を一番最初に発見したのがお釈迦さまで、真理を身につけていくことが仏教観です。

仏教とは、今から約2500年前──
現在のネパールにあった小国・カピラバストの王子、ゴータマ・シッダールタが、
「生きる苦しみ」から解放されるためにすべてを手放し、苦行と瞑想に入り、
やがて大自然に息づく“真理”を発見したことから始まった教えです。

それは宗教というよりも、人生を深く見つめるための“在り方”の智慧
仏教を学ぶことで、自然の流れに調和して生きることができるようになります。

自分らしく、心穏やかに生きるために──
あなた自身の中に、仏教のまなざし=仏教観を育てていきましょう。

地球上に存在するすべてのものには、それぞれに意味と役割があります。
もちろん、人間にも──。

わたしたち一人ひとりには、存在する意義と、
それぞれが自然と向かう“方向性”があり、
それが「」と呼ばれるものです。

天には「天氣」、
地には「地氣」、
人には「人氣」があるように、
「氣」は、自然界と人とのつながりそのものでもあります。

そして、人には個性があります。
その特性に合わせて「氣」を整えていくことで、
生きやすさが自然と育まれていくのです。

「氣」を上手に扱うこと──それを「氣遣い」と呼びます。
自分自身への氣遣い、相手への氣遣い。

それを実践していくのが、氣(生命エネルギー)の本質です。

氣(生命エネルギー)の本質を学ぶことで、まず自分を好きになれます。
そして、他人との関係にも、もっとやさしさと余白が生まれていくでしょう。

心理学とは、人間の心の動きや感じ方、
思考や行動の背景にある内なるしくみを探る学問です。

一方の脳科学は、脳という“身体の司令塔”がどのように働き、
思考・感情・記憶などをどう生み出しているかを、構造的・機能的に解き明かそうとする分野です。

このふたつは、どちらも『人間とは何か?』を知るための大切な鍵。
最近では、心理学・脳科学・情報科学などが融合した認知科学という分野も進化しています。

こうした学問を取り入れることで、
私たちは「心の反応にはどんな理由があるのか」
「なぜ同じ出来事でも感じ方が違うのか」などを、
客観的に見つめ直す視点を持てるようになります。

感情や思考に振り回されるのではなく、
それらを理解し、やさしく整えていくことができる。

自分の心の仕組みを“知る”ことは、自分を整える第一歩なのです。

レイキとは、幕末から昭和初期を生きた臼井ミカオ氏が開発した、
シンボル(象徴)とマントラ(言霊)を用いた手当て療法(ハンドヒーリング)です。

手を当てるだけで、誰もが本来持っている自然治癒力や自己調整力を呼び覚まし、
不安や緊張、心のざわめきが静かに整っていく──そんなやさしく力強い癒しがあります。

レイキは、仏教的な在り方・氣功の原理・そして脳科学的視点を融合させた、
“心の癒しと成長”を目的とするハイブリッドなヒーリングメソッドです。

過去のトラウマに寄り添い、今の心を整え、
そして未来を創造していく力にもつながる。

それが、臼井氏の遺したレイキの本質的な可能性です。