時間の概念の落とし穴!

こんにちは。(^^)/
ヒーラー養成講師『かんまに』です。
ウェブ上の無限にあるサイトの中からわたしのサイトにご縁を頂けましたこと感謝でしかありません。
ありがとうございます。(^^)

今回は質問をいただきましたので
『時間の概念の落とし穴!』
というテーマでお話しします。

今回の話しでは陥りやすい時間の概念を理解し、時間という一つの言葉に対して、複数の概念があるコトに気付けます。時間と言ってもいろいろな捉え方があるのでその点に注意しながら今回の記事を読んでみて下さい。

最近ではスピリチュアルや自己啓発、ビジネスなどでも、
『あるのは今だけ!』
『今を生ききる!』

と言われています。

とは言っても、
「じゃあ過去や未来は無いの?」
「無いなら過去や未来って、いったい何なの?」

とも思ってしまいます。

じつはこの『今』を含めた時間の捉え方一つで、苦しみを生んだり、怒りを持ち続けたり、逆に、一瞬で喜びを感じたり、幸せになれたりもします。

ですが、なぜそうなるのか?

その辺り、疑問に思っていても答えは出てきませんので一緒になって考えてみましょう。

まず第一に考えるポイントは時間の正体です。

時間というのは、人間が太陽や月、星の動きなど、大自然の動きを観察し、規則的に動いていることを発見して、その動きによって、時の現在地がどこかを導き出している『時空間のものさし』のようなものです。

地球の自転一周が1日、1日を24等分したものが時間、太陽の周りを一周公転するのが1年、それを12等分したものが月、といった感じで、昔の偉い方が、星の動きなどに法則性を見出して計ったものが年月や時間なのです。これがわかると、予定を立てたり、人と待合せたり、期間を区切ったりすることができ、非常に便利です。これが時間の正体です。

そして、時間とは別に、時の流れというものがあります。
この流れに関係しているのが過去と現在と未来で、じつはここに落とし穴があります。

過去や未来は、在るコトは在ります。

ですが!

実際にはどこにも存在していません!

なぜなら、過去は記憶という解析データであり、未来は想像という構築データだからです。

そして、どのデータをどのように扱うか?
選択と決断をたえず行っているのが現在(今)という『瞬間』なのです!

これが人によって違ったり、理解が足りないがゆえ自分自身の中でも自身に対して齟齬(そご)が起こったりするのです。
その結果、『ホンネ』と『タテマエ』が生まれます。
この『ホンネ』と『タテマエ』のズレ具合『今』と『過去や未来』とのズレ具合となってトラブルのような現象が起こります。

うまくいかないことや思い通りにならないことはここに原因があります

つまり、過去や未来もデータ(情報)でしかなく、あるのは現在(今)という『瞬間』だけなのです。

『あるのは今だけ!』
『今を生ききる!』

というのは、この辺りのことを言われています。

もう一つ、深掘りして考えますと、『今』の中に『過去』というデータが存在していて、『今』の中に『未来』というデータも存在しています。

つまり、今と過去と未来は常に一体で切り離すことができないモノでもあります。

なぜなら、過去という情報が無いと、今が判断できませんし、未来という目指す目標が無いと、今なにをすればいいか想像ができません。

これはそんなに難しいものでもなく、身近なことでもわかります。

少し想像していただきたいのですが、わたし達は無意識のうちに呼吸をしています。

当たり前ですよね。(^^;

その呼吸を意識的に止めてみるとどうなるでしょう?

どこかの段階で苦しくなって呼吸を始めると思います。

これはそのまま呼吸を止め続けると死んでしまう!という過去のデータから死にたくない!死なないためにはどうすればいいか?という未来のイメージ(想像)を構築していき、そこから呼吸を始めるという判断と決断を瞬時に行い、今、行動に移していきます。

つまり、今を生きるには『今』がなにか?を理解して、過去のデータ(知識や経験)未来のデータ(想像)すべてミックスしたモノが『今という瞬間!』ということを『認識しておくコト』が重要になってくるのです。

これが『あるのは今だけ!』ということなのです。

ここでさらに、重要なポイントが2点あります。
それは、過去のデータと未来のデータで今という瞬間が成り立っているのであれば、過去のデータと未来のデータを修正することで『今』がアップグレードできます。
そのポイントは次の2点です。

過去の記憶を浄化する!

過去のデータを良質なモノに浄化したり、時代に応じてアップデートしたり、足りないモノを書き加えたりすること。
そしてさらに『後悔』として持ち続けているネガティブなイメージを洗い流して、『あの経験があったからこそ今の自分が造られた!』といった確固たる自信に書き換えて浄化していくことです。

未来に対する想像力を強化する!

未来のデータを、より詳細に描くためにイメージ力を強化すること。
そしてさらに『出来ない』といった否定的なイメージや低い評価を捨てて、『私ならできる!』『私だから出来る!』と肯定的で高い自己評価力を持つことです。
また、未来を創造するためにどんな要素が必要かを見抜いていくための考察力や洞察力を強化することも重要です。

この2つを精一杯行うことが『今を生ききる』ということなのです。

この2点を意識し、今を生ききっていきますと、心に余裕が生まれてきますので、自分自身を含め誰に対しても優しい気持ちになれ、感謝の気持ちで対応することができるようになります。
さらに、思い通りの結果が生まれ、未来が明るくなり、想像することが楽しくなり、感謝や感動、喜びに満ち溢れた毎日を過ごせるようになります。

逆に、この2点に意識しないままの日常生活を送ってしまうと、行き当たりばったりな『今』が訪れますので、毎回同じようなところで失敗したり、同じようなトラブルでつまずいたり、大事なところで大事な人との縁が切れたり、いつも悲しい結果が生まれて、怒りや悲しみ、不安などを味わう残念な結果になってしまいます。

とはいえ、この残念な結果を味わっても、その時に『氣付き』や『学び』を得て意識を切り替えることができれば、残念なことすらも、過去の資料というデータとして大切な宝物になります。

時間は正体を見極めるコトと、流れがあるコトを『認識すること』が大切です。

時間の正体を見極めていくと『あるのは今だけ』ということも理解できますし、時間の流れが理解できると『今を生ききる』ということも腑に落ちていきます。

その中でも、過去と未来の理解と情報処理の仕方次第で今が変化していきます。

『過去と未来を意識し、自由選択の中で自分軸ですごす今』を生ききっていくことと

『過去と未来を無意識に任せきりにして、目の前に起こる現象に振り回されて他人軸で対処する今』を生ききっていくこと

時間を理解し、時間そのものと時間の流れが別物であるコトを腑に落としていくことで、この二つの選択があるコトに氣付けると思います。

最後にこの2つの生き方のどちらを選ぶのも自由です。
どちらが正解でどちらが間違いでもありません。

ただ、今の生活が苦しくツライモノであればここに改善の余地が十分にあります。

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あなたの未来が、今ここからより明るく開かれていくことを願っています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^)