“ちゃんと生きてるのに、満たされない”わたしが出会った整えるという生き方

こんにちは。
『感動まにあ』の”かんまに”です。

現在は、『エネルギー調整セラピスト』という肩書きで、
心とエネルギーのバランスを整えながら、「自分の在り方」に目を向けるサポートを行っています。

今回は、活動の原点と、
なぜ今、わたしがこの道を歩いているのかを、少しずつ紐解いていこうと思います。

わたしには、長い間“自分の心の声”をフタをして閉じ込めてしまい、まったく聴こえない時期がありました。

周りから「ちゃんとしてるね」「しっかりしてる」と言われながらも、
内側では、自分の在り方にどこか嘘をついているような違和感を抱えていました。

感情を抑え、役割をこなし、
「いい人」でいようと頑張るほどに、心の輪郭がぼやけていくような感覚──

そんな中で、少しずつ、気づき始めたのです。
“わたしは、何のために生きているんだろう?”と。

この問いが、すべての出発点でした。

氣がついたとき、わたしはとても静かな場所にいました。
それは物理的な『一人』ではなく、
心の奥にぽっかりと空いた“孤独”のような感覚でした。

「なんで、こんなに誰もいないの?」
「どうして、誰にも本音が話せないんだろう?」

そのときは分からなかったけれど、
今振り返ると、それは“自分から心を閉ざしていた結果”だったのかもしれません。

一人でいることは、ある意味で自由でした。
気を遣わなくてもいいし、誰かに合わせなくても済む。

ですが──
何かを相談したい、話を聴いてもらいたい、と思ったとき、
“誰にも心を開いてこなかった自分”だけがそこに残っていたのです。

そんな中、人生の中で不思議と絶妙なタイミングで出会った3人の師がいます。

一人目は、仏教を精神論のように温かく教えてくれた方。
当時のわたしには、その優しさを受け取る“器”がまだ育っておらず、
その人の大きな存在感“威圧”と感じてしまって、
いつもどこかおびえながら接していました。

けれど今になって思うのです。
あのときの“怖さ”は、その方のせいではなく、
わたしの内側がまだ“愛を信じる準備”ができていなかっただけだったのだと。

二人目の師は、その仏教の教えを論理的にわかりやすく解きほぐしながら、
『人としてどうあるか』という“生き方の軸”を育ててくれた方でした。

この出会いを通して、わたしの心に初めて“理解の土台”が生まれたのだと思います。
『優しさは押しつけではなく、相手のペースに寄り添うもの』なのだと。
この氣づきが、心に安心して優しさが流れ込むスペースを開いてくれました。

そして三人目は、そうして育ててきた想いや学びを、
他者に『伝える力』へと変えてくれる存在でした。

思考の整理、言語化、構造化──
わたしの中にある“感覚”“氣づき”を、
現実の言葉として世界に橋渡ししてくれるサポートをしてくれたのです。

やがてわたしは、ずっと見ないようにしていた『自分の未熟さ』とも向き合うようになります。

自分のことばかりを考えていて、相手の気持ちを想像する“思い遣りの視点”が欠けていたこと。

そのことに氣づいたとき、わたしの中で何かが崩れ、同時に、新しい何かが芽生えたように思います。

あるとき、ふと氣づきました。

人は、みんな『理由があって』その言動をしている。
一見ひどく見える行動の奥にも、
その人なりの傷や、必死さや、思い込みがあるのかもしれない──

そう思えたとき、わたしの中で世界が静かにつながりました。

それは“相手を理解しようとする氣持ち”が、
自分の心のエネルギーにも変化を起こすという実感。

優しさは、感じるものではなく、育てるもの。
その“育て方”を、わたしはようやく受け取れるようになったのです。

人と関わることが少しずつ楽になり、
心に『空間』ができ始めた頃──

わたしの内側で、静かな違和感がまた顔を出しました。

『言葉では説明しきれない、何かの流れのようなものがある』
『感情や人間関係には、目に見えない“氣”のようなものが作用している気がする』

そんな“感覚の世界”への扉が、少しずつ開きはじめたのです。

きっかけは、些細な日常の中にありました。

・朝、息がうまく吸えないような日。
・人と話したあと、どっと疲れる日。
・逆に、なぜか心が軽くなった日。

出来事の大小に関係なく、
その背景にある“空気感”“流れ”を、身体が先に感じ取っていたのです。

そのとき、ふと出会った言葉があります。

『整える』

最初は曖昧で、ふわっとしていて、よく分かりませんでした。
でも、何度もその言葉が心にひっかかりました。

『“頑張る”のではなく、“整える”』
『変える”のではなく、“戻す”』

そんな感覚に、少しずつ安心を覚えるようになっていきました。

呼吸を深くすること。
意識を“今ここ”に戻すこと。
湧き上がる感情に“よしよし”と声をかけてあげること。

そんな小さな実践を繰り返すうちに、
氣がつけば、わたしの中にある“循環”が変わっていったのです。

次第に、身の回りの出来事も変化していきました。

・無理に気を使わなくても、心が通じる人とつながれるようになった

・以前は苦手だった会話も、自然に言葉が湧いてくるようになった

・なにより、自分で自分を“癒せる”感覚が育っていった

わたしはそれを、『エネルギーが整っていく感覚』と呼ぶようになりました。

整えることで、現実が変わる。
整えることで、在り方が安定する。
整えることで、他者を傷つけずに、自分を大切にできるようになる。

この氣づきが、
やがてわたしの実践となり、日常になり、
そして今の『エネルギー調整メソッド』という形へと結晶していったのです。

🌱 メソッドは、わたし自身の歩みそのもの

今お伝えしている『エネルギー調整メソッド』は、最初から完成されたかたちだったわけではありません。
むしろ、それはわたし自身の“心の変化の軌跡”とともに、少しずつ変化し、進化してきたものです。

初期の段階では、『邪気祓いメソッド』という名前で伝えていました。

ネガティブで否定的な“邪気”を、日常の中で自分で見つけ出し、
“正氣”(ポジティブで肯定的な氣)によって自ら祓っていくという実践法。
“自分で自分の心の曇りを洗い流す”ということに焦点を当てたものでした。

この頃のわたしは、“気づく”ことそのものが、
すでに変容の始まりであるという感覚を掴みはじめていたのだと思います。

そして、さらに深掘りして考案したものが、
『仏教式レイキヒーリング』という形となりました。

これは仏教の智慧である『四諦(したい)』──
すなわち『苦の原因と解決法を明らかにする道筋』をベースに、
臼井式レイキのマントラとシンボルを組み合わせて構築したメソッドです。

“苦を観る” → “苦をほどく” → “氣の流れを変える”
というシンプルかつ深い流れの中で、
『抜苦与楽(ばっくよらく)』を実感できる実践体系でした。

しかし次第に、
『もっとシンプルに、誰もが日常で使える形にしたい』
という思いが強くなっていきました。

スピリチュアルのふわふわ感や、
仏教語のかたぐるしさを少しやわらげて、
“地に足をつけて、心を整えていく”という実践としてまとめなおす──

そうしてたどり着いたのが、
今の『エネルギー調整メソッド』です。

氣を“生命エネルギー”と捉え、
呼吸、感情、思考、意識の使い方をシンプルに整理したメソッド。

スピリチュアルが苦手な人でも、
エネルギーを感じる力に自信がない人でも、
誰もが実生活の中で“整える力”を育てられる方法として再設計しました。

このメソッドは、わたし自身の『在り方の変化』がそのまま宿っている実践です。
そしてきっと、読んでくださっているあなたの心にも、
どこか重なるものがあるのではないかと思います。

わたしが今伝えている『エネルギー調整メソッド』は、
決して誰かから学んだノウハウではなく、
わたし自身の内面の探求と体験の積み重ねの中から、少しずつ形づくられてきたものです。

このメソッドの目的はただひとつ。

『自分の内側を整えることで、人生全体を整えていく』こと。

一見、特別なことのように感じられるかもしれませんが、
それはとてもシンプルで、日常に根差した実践です。

🌀 整えるとは、『氣』と『意識』の調和を取り戻すこと

わたしたちは日々、目には見えない“氣”の流れの中で生きています。
氣とは生命エネルギー。呼吸や感情、言葉、思考、行動のすべてに影響しています。

けれどその流れは、環境人間関係過去の記憶によって、すぐに乱れてしまいます。
特に“意識の向き”が外ばかりを向いていると、自分の中心がどこにあるのかさえ、分からなくなってしまう。

だからこそこのメソッドでは、まず氣の流れ意識の向きを整えていきます。

🔷 エネルギー調整メソッドを支える4つの柱

この実践には、4つのベースとなる“智慧”が組み込まれています。

わたしがこれまでの人生で出会い、体験し、深めてきた
心とエネルギーの本質──
それぞれの要素が響き合いながら、自然に一つの流れをつくり出しています。

① 仏教観 ――『人間としての釈迦』から学ぶ生き方

仏教を宗教ではなく、『人としてどう生きるか?』という智慧として受け取ること。
釈迦が説いた『四諦』『八正道』は、苦しみを見つめ、超えていくための心の地図でした。
この教えは、わたしたちが“在り方”を整えるとき、とても確かな軸となってくれます。

② 氣(生命エネルギー)―― 内なる流れに気づき、整える

氣とは、目には見えないけれど、わたしたちの命の根本に流れるエネルギー
呼吸、感情、体調、言葉遣い…氣はすべてに影響しています。
氣を感じ、氣を観察し、氣を整える──
この感覚を取り戻すことで、内と外の調和が戻ってきます。

③ レイキ ―― 調和とやさしさを生きる『在り方のエッセンス』

臼井甕男氏の残した思想は、『癒すこと』ではなく、『自分自身の在り方を自然と癒される状態に整えていくこと』にあります。
“手を当てる”という行為以上に、無理せず調和する“生き方”としてのレイキの本質が、このメソッドの基盤に流れています。

④ 最新科学 ―― 見えない世界を、論理的に読み解く力

脳科学・心理学・量子力学などの視点を通じて、
『氣』『引き寄せ』などのエネルギーの世界を現代的に翻訳していく。
感覚と理性をバランスよく使って整えること。
これが、誰にでも取り組めるメソッドとしての実践性を支えています。

🧘‍♀️ メソッドの実践 ―― 日常の中で整えていく力

この4つの柱をベースに、実践そのものはとてもシンプルです。

①『ゆる』自分自身を知り壁を壊す最初のステップ。

②『浄』心の壁を浄化し、自我を解放していくこと。

③『覚』本心に気付き、自分軸を発見すること。

④『動』思いのままに未来へ、意志を持った自由な行動。

🌱 整った自分で生きるということ

このメソッドを通じて、わたし自身、人生の流れが本当に穏やかに軽やかになりました。

現実が突然劇的に変わるわけではありません。
でも、自分の軸がブレなくなっていくことで、
すべての出来事が“チャンス”のように感じられるようになります。

整えることは、自分に還ること。
そして、整った自分で生きることは、誰かにとっての安心にもなるのです。

『エネルギーを整える』と聞くと、
どこか特別な才能や敏感さが必要だと感じる方もいるかもしれません。

けれど、わたしが実践してきた中でたどり着いた結論は、こうです。

“整える力”は、誰の中にもすでにある。
ただ少し、思い出せていないだけ。

そして、その力は他人に変えてもらうものではなく、自分の意思小さな一歩によって、目を覚ましていきます。

🌱 まずは、今日できる“小さな整え”から

ここでは、エネルギー調整メソッドのエッセンスのひとつを、
“セルフワーク”という形でご紹介します。

とてもシンプルで、どこでも、誰にでもできるものです。
けれど、やってみると意外と深く、自分に戻れる感覚があるかもしれません。

整えワーク:感情に「名前」をつけてあげる

1.静かに目を閉じて、深呼吸を3回

2.今の自分の“氣分”を感じてみる(楽?重い?どこかにザワつきがある?)

3.その感情に、やさしく“名前”をつける(例:ちょっと不安、さびしい、焦り気味…)

4.その感情に「気づいている自分」がいることを感じてみる

ポイント

ムリヤリ頑張って何かを感じようとする必要はありません。

感じて、名前をつけて、“あぁ、今そうなんだね”と認めてあげるだけで、内側の氣は、少しずつ整っていきます。

🌿 自分を整える感覚を、少しずつ育てていく

エネルギー調整メソッドは、難しいことを覚える必要も、誰かになろうとする必要もありません。

ほんの少し、自分の内側に目を向けること。
そして、自分のペースで、深めていきたいと願うこと。

その「やってみよう」という気持ちが、何よりの鍵なのです。

🍃 気になる方へ ― わたしからのご案内

もし今のタイミングで、
「もう少し深く整えることを学んでみたい」
「自分と向き合う時間を丁寧に持ってみたい」

そう思ってくださった方には、無料で学べるオンライン講座をご用意しています。

この講座では、今回ご紹介したようなエネルギーの整え方を、より体系的に、やさしく本質的に学べる内容になっています。

・無理に何かをさせることはありません

・商品やサービスの押しつけもありません

・自分と向き合いたい人だけが、自然に深めていけるようにつくっています。

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👉【エネルギー調整メソッド】

“自分とつながる”ことは、
誰かと分かち合う準備をすることでもあります。

あなたが、あなたらしく整っていくそのプロセスが、
周りの人にも、やさしい影響を与えていく。

このメソッドが、その小さなきっかけになれたら、わたしはとても嬉しいです。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

わたしはこれまで、
“自分の心の声”を、ずっと無視して生きてきた時期を長く続けてきました。

「ちゃんとしなきゃ」
「期待に応えなきゃ」
「役に立つ人間でいなきゃ」

そんな思いに縛られて、
気がづけば、自分の“在り方”が見えなくなってしまったのです。

でもあるとき、ふと問いが湧きました。

「わたしは、本当はどう生きたいんだろう?」

この問いが、すべての始まりでした。

その問いに向き合う中で、
仏教の智慧エネルギーの感覚
人の優しさや、逆に心の痛みさえも、
すべてがわたしにとっての“学び”へと変わっていきました。

誰かのようになろうとするのではなく、
「わたしとして整っていく」こと。

それが、今のわたしが選んでいる“生き方”です。

もちろん、整うことは一度きりではありません。
わたしも、日々揺れますし、未熟さに出会うこともたくさんあります。

でも、そういう時こそ、また静かに深呼吸をして、
「わたしの中心」に立ち戻ることを大切にしています。

🌿 生き方を通して、伝えていきたいこと

わたしの活動の根底には、こんな想いがあります。

誰もが、自分の心を整える力を持っている。
そして、それができるようになったとき、人は誰かの光にもなれる。

社会に迎合するのではなく、社会に“存在”として関わる。
目立つためではなく、響き合うために生きる。

そういう人が増えていけば、
この世界は、少しずつ優しさの密度が増していく──

そんなふうに、信じています。

わたしのメソッドは、そんな心の成長のプロセスを支える道具のひとつにすぎません。
でももし、あなたの人生にも静かな「整う時間」が流れはじめたなら、
それがどんな方法であれ、わたしはとても嬉しく思います。

🌈 最後に

わたし自身の人生物語も、まだまだ道の途中です。

きっと、あなたもそうだと思います。

誰かと比べなくてかまいません。
昨日の自分と競わなくてもかまいません。

今日の“自分の真ん中”に正直であることを大切にしてください。

またどこかで、あなたの歩みと響き合えたら嬉しいです。

心からの感謝をこめて。

エネルギー調整セラピスト
かんまに