仏教観『六道輪廻』から学ぶ邪気祓い法!その②
こんにちは。(^^)/
ヒーラー養成講師『かんまに』です。
ウェブ上の無限にあるサイトの中からわたしのサイトにご縁を頂けましたこと感謝でしかありません。
ありがとうございます。(^^)
今回は
『仏教観「六道輪廻」から学ぶ邪気祓い法! その②』
というテーマでお届けします。
さて、先回のお話しでは六道輪廻のお話をしました。
六道とは死後の世界でもあり、今の心の状態を現わしているものでもあるということをお伝えしました。
そして唯一人間界だけが、この一生をかけて『死後どの世界に行きたいか?』お試し期間ですべての世界を経験させてもらえているように感じます。
いろいろな仕事や対人関係、出会いや別れ、初めての経験や卒業など事実と向き合った時に心の中がどんな反応をしているか?
何をしても辛く苦しみしか感じず、心の視野が狭いため、周りのことなど一切考えずに自分のコトばかりを主張していつも他人のせいにして妬み恨み憎んでいるようであれば地獄界を体験しています。
何をしても思い通りにいかず、
「あの人がやってくれない!」
「時間がないからできない!」
「お金がないからできない!」
「知識がないからできない!」
「経験がないからできない!」
「頭が良くないからできない!」
といった感じで、『ない』ものばかりに目を向け、不足を感じているようであれば、餓鬼界を体験しています。
何をしても責任の追及をして
「あいつのせいで上手くいかない!」
「会社のせいで上手くいかない!」
「上司のせいで上手くいかない!」
「親のせいで上手くいかない!」
「旦那のせいで上手くいかない!」
「貧乏のせいで上手くいかない!」
「忙しすぎて上手くいかない!」
「私がアホすぎて上手くいかない!」
といった感じで、何かに『責任』をなすり付けて、愚痴を言ってばかりいるようであれば、畜生界を体験しています。
何をしてもワルモノを仕立て上げ、
「あいつが悪いから解らせてやる!」
「ここの悪事をアバいてやる!」
「政治が悪いから世の中が良くない!」
「会社が悪いから給料が安い!」
「上司が悪いから仕事が回らない!」
「旦那が悪いから楽できない!」
「こんな腹の立つことばかり起こる!」
といった感じで、常にワルモノが存在するようであれば、修羅界を体験しています。
いろんなことを経験し、いろいろな感情を昧わって体感し
「もうこんなツライ感情や悲しい感情、瞋りの感情なんかに振り回されるのはイヤだ!」
「楽しいことでもずっと同じことばかりが続くと飽き飽きしてくるな。ほかに面白いことはないかなぁ。」
「私には何か大きな役割があって、何かを成し遂げないといけない!」
「でも何をどうすればいいかわからない。」
といった感じで、迷いつつもの悩み中から、視えない何かを探し求めているようであれば人間界を体験しています。
最後に天上界と聞くと良い所のように感じますが、一概にそうとは言えず最高位に立っているがゆえ、何をしても普通にこなせてしまう天才肌の為、自己中心的で、
「わたしはすべてわかっている!」
「あなたはそんなことも出来ないの?」
「何その口の利き方は?」
「そんな事言われなくてもわかっている!」
といった感じで、気位だけがムダに高く、できていなくても知っているだけで、できているように勘違いしていることが多ければ天上界を体験しています。
人間界にいるうちは、すべての世界を体験できますので、どれを選ぶのもあなた次第です。他人に強要されるものでもなく、他人に連れて行ってもらえるものでもありません。
すべて『あなたが自分の意志で選んでいる』のです。
今回は、その六道輪廻から解放された世界がどんなものか?
その四つの世界についてお話ししていきます。
四聖
この四つの世界は四聖といって人間界からしか行けません。
つまり、生きているうちに問題意識を持って悩み「そこに行きたい!」と決断できなければ行くことはできません。
その四つの世界は
・声聞界(しょうもんかい)
・縁覚界(えんがくかい)
・菩薩界(ぼさつかい)
・仏閣界(ぶっかくかい)
と呼ばれています。
聞きなれない名前ですね。(^^;
どんな世界か簡単に説明しますと癒しと学びと悟りの世界です。
【声聞界】
声聞界とは、声を聞き、そこから学んでいく世界です。
もう少しわかりやすく言いますと、受け取り方や伝え方を勉強し、成長していく世界です。
『声』というのは人間の声だけではなく、『音』から形成される情報のことです。
『あ』という音でも、驚いたときの「あ!」と、何かを察した時の「あ!」では含まれる情報が全然違いますよね。
そういった情報を学ぶ世界です。
今、このお伝えした内容で「なるほど!」と思った時点で、あなたは声聞界に一歩足を踏み入れていますよ。(^^)
少し声聞界を体感してみましょう。
あなたのまわりにはどんな声が聞こえますか?
今、わたしの周りでは、空調機器の風を起こす音が「フォーン」と聞こえます。
時には「ブオォーン」の変化します。
狭い部屋ですが部屋の気圧がわずかに変化しているのでしょうか?
視えない何かが存在しているのでしょうか?
その違いが何によって起こり、わたしに何を伝えようとしているのか?
こういったことがモノの声を聴くということです。
もちろんこれは一例にすぎませんので他にもいろいろな聴き方があります。
あなたも些細なモノの声を聞き取り、その訴えかけているものが何なのかを汲み取ってみて下さい。
そして、その音があなたにとって、心地よい音であれば、その場は良い場所ですし、心地悪い音であれば、どうすれば良い音になるかを考え工夫を凝らすことです。
それが浄霊であり、浄化なのです。
このように、『音』からその空間の情報を読み解いていく力をつけていく学びの世界が声聞界なのです。
【縁覚界】
縁覚界とは、縁によって覚る世界です。
これももう少しわかりやすく説明していきますね。
『縁』というものは、いろいろな形の『つながり』であったり、別の言い方をすると『対象物』だったりのことを言います。
その『つながり』を持った時に『どう感じたか?』ということを『自覚して受け止めること』です。
ここが非常に分かりにくく、人間は感情があるので、感情に左右されて正常に判断できないことがほとんどです。
声聞界の多くの事象は『他人から言われる言葉でどう感じたか?』ということに対して向き合っていくことです。
縁覚界はさらに繊細に他人の表情やしぐさ、動きや行動パターン、人のことだけでなく、空間や建造物、自然なども対象になっていきます。
霊能者の方が霊とお話しをするのは、この空間や自然に対する感覚が非常に敏感で対象物の『氣』が人格化して視えたり聞こえたりしてきます。
この部分の感覚が『生まれつきその感覚が長けている方』や『何かをきっかけにその感覚が目覚めてしまった方』、『修行により、その感覚を開花させた方』の3パターンに分かれます。
氣を付けたいのは
『生まれつきその感覚が長けている方』と
『何かをきっかけにその感覚が目覚めてしまった方』です。
この2つのパターンの方は天才なのですが、天から与えられた才能ゆえ、
・どうやってその感覚が開花したのか?
・視えているものの正体が何なのか?
・突然その感覚がなくなるかもしれない!
ということに、向き合っていないままで居たりすると、他人に視えないモノが視えているので、それが真実だと勘違いしてしまいます。
なので見落としやすいポイントとして、『氣』の読み間違えの正し方を知らずに、あとから苦労することになったりします。
先ほどの声聞界でも同じことなのですが、良い言葉を聞かされると気分はよくなりますが、イヤな言葉を聞かされると落ち込んだり腹が立ったりします。
それと同じで、見るもの触れるもの感じるもので、感情に振り回されず、冷静に事実だけを受け止め、真実を見抜いていくことが重要です。
このように、人や物、情報などの『縁』から、自らの本質を読み解いていく力をつけていく学びの世界が縁覚界なのです。
声聞界と縁覚界は四聖の入り口!
ただ、この声聞界と縁覚界は、自分一人の知恵で理解しようとしているので、残念なことに自分の視点より高い視点はまだ視えていません。
六道の苦しみから、何とか抜け出したいと考えて、人間界から昇りはじめていく第一歩目の世界がこの声聞界と縁覚界です。
じつはこの声聞界と縁覚界はセルフヒーリングの世界でもあります。
まずは六道で他者からなすり憑けられてきた邪気を祓うための足りない知恵や知識、経験を満たすために、学び始める世界です。
もしあなたが今、何かツライことや苦労していることから抜け出したいと、調べたり、学んだりしたことがあるとすれば、それはこの声聞界や縁覚界を経験している最中なのです。
ここで、あなた自身が今の悩みから解放されるために
「その方法をもっと専門的に学びたい!」
そして、
「同じように悩み苦しんでいる人を何とかしてあげたい!」
と考えている人は、次のステージに進みます。
それがよく聞く【菩薩界】です。
【菩薩界】
菩薩というと、観音菩薩や地蔵菩薩、普賢菩薩や弥勒菩薩、文殊菩薩など聞いたことのある名前が出てくるくらい身近な存在だと思います。
菩薩は自分のことはすでに大切にしつくし、満たされた状態なので、今悩みに苦しんでいる人たちを悩みから解放されるよう知恵と知識を駆使し、世の中を良くしようと行動しまくっている世界です。
なので、あちこちに祀られていて人々の願いを聞いてくださっているのです。
千手観音さんなどはその方法の手札の多さから千の手を持っているように表現された観音さまです。
他者を気遣う優しさから、多くの人から慕われて祀られ、その存在そのもので他人を癒していきます。
つまり、存在そのものがパワースポットであり、他者ヒーリングを常に行っている存在だったりします。
そのためにあらゆる場所で修行をして知識を取り入れ、三十三の相手に応じた姿に変身して癒してくださるのです。
本当に相手を癒すヒーリングとは、そういったものなのです。
このように、相手を癒し、フラットな状態に導いていくための行動の世界が菩薩界なのです。
【仏界】
存在するすべてを理解しつくし、天と地、人、動物や自然との調和できる宇宙の真理の存在が仏界です。
すべての事象や現象を赦し受け入れて、慈悲の眼で見つめ、この世界を美しいと捉える生き方は仏界の視野の広さや深さを物語っています。
ただし残念ながら、仏界の世界観を言葉では表現することができません。
それは真理の世界なので、言語化してしまうと一部を切り取ることとなり、切り取った瞬間に真理ではなくなってしまうからです。
すべてを肯定し、受け入れ、有るようで在り、無いようで在るようなまったくつかみどころのない世界観が仏界です。
菩薩界と仏界は四聖の本質!
つまりここで注目すべきは、菩薩界や仏界は他者ヒーリングのことだったりします。
六道をグルグルと輪廻するのは、感情にとらわれ、一方的な視点による執着心からはじまる悩みや苦しみです。
その一方的な視野をゆるめて、多角的な視野を持つことで、【菩薩界】や【仏界】へと悟り、成仏することができます。
その通過ラインとして、どちらに向かうか?
迷いと選択の【人間界】があり、学びのための【声聞界】【縁覚界】があります。
【六道輪廻】は『他人軸』の苦悩の世界
【四聖界】は『自分軸』の感動の世界
今の人間界にいるうちは、現状に呑まれて、全体像が視えませんので、なかなかこの世界観が理解できません。
ですが、どちらに向かうのも、あなたの決断次第で自由です。
六道と四聖を合わせた十界
六道の世界と四聖の世界の間には大きな壁が存在していて、その壁を破るには学びが必要です。
また、六道の中もグルグルと輪廻していますが、三悪道と三善道の間にも壁があります。
そして、すべてを合わせたものが十界とよばれ、そのすべてに真理という力が働いています。
二極化の選択!
そしてこれが、二極化の選択の時代であり現在という瞬間なのです。
まずはどちらに『氣』を向けるか?
『決断』することでスタートが切れます!
そこから『正氣』と『邪気』が生じていき、『邪気』を祓い除けて、本心と向き合い『正氣』をまとっていくことで『元氣』に毎日を過ごすことが出来るようになります。
あなたは
どちらの世界に『氣』を向けますか?
どちらに『氣』を向けるか?
その選択決断のためには、過去を癒し、未来に希望を持ち、他者に流されない自分軸を持っておくことがカギになります。そのカギになる学びが仏教式レイキヒーリングです。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。